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■反応をコントロールする

人間には他の動物には無い能力がある。それは、刺激と反応の間で選択することができる能力である。かの有名な「パブロフの犬」のように、人間以外の動物は、刺激に対して本能的に、プログラムされたままに反応してしまう。しかし、人間には刺激を受けた後、反応を自由に選択することができる。この選択の自由の中に、人間の人間たる性質がある。それは  < 自覚 想像力 良心 自由意志 >である。人間以外で最も賢い動物でさえ、この性質をひとつも持っていない。

実際にこの「自分の反応を選択する力」を発揮しているかどうかは、行動が主体的であるのか反応的であるのかで判断できる。

まず、反応的な人であるが、反応的な人は周りの物的な環境に大きく影響される。人が親切だと気分もいいが、そうでないときは不機嫌になったり落ち込んだりする。反応的な人の精神状態は他人の行動や言葉に左右され、振り回されることになる。

逆に主体的な人は、自分の天気を持っており、周りの人が親切であろうが、そうでなかろうが関係ない。自分の行動に責任を持とり、状況や環境のせいにしない。彼等の行動は自らの価値観に基づく意識的な選択の結果であり、状況によって起こる一時的な感情の結果ではない。

■言葉の重要性

言葉は心理学でいう「自己達成予言」となる。潜在意識の所でも説明しましたが、言葉を発することによって、いわゆる「自己催眠」状態に陥り、そして、それを繰り返すことで潜在意識にインプットされてしまう。何度も言うようですが、良い事も悪い事も関係なくインプットされます。

つまり、自らの責任を否定するような言葉を発すれば、決定づけられているという考えを更に強く持つことになり、その信念を支える証拠を自分で作り出すことになる。ますます被害者意識に陥り、生活の主導権を手放し、自分の人生を作り出す力を失くしてしまう。そして、自分の状況を自分以外の事柄(他人、環境、占いに至るまで)のせいにするのである。


主体的な言葉と、反応的な言葉の比較

反応的な言葉(×)
主体的な言葉(○)
○どうしようもない
○生まれつきだ
○あいつは頭にくる
○そんなことが認められるわけがない
○しなくてはならない
○できない
○〜でないとだめだ
○〜でさえあったら
○代替案を考えよう
○ほかのやり方が選択できる
○自分の感情をコントロールする
○認められるように頑張る
○そうすることに決めた
○選択する
○〜の方がいいと思う
○私が〜をする

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